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2016.11.16 Wednesday

IBU 100って…。

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    今回ご紹介するビールはウォーフバンク醸造所という、2010年に創業したイングランドのクラフトブルワリーのビールです。

    ここはイングランド北部ヨークシャ渓谷ウォーフ川岸の雄大な景色が広がる場所にあり、ウォーフ川の硬度58、PH7.0という軟水を使い造られています。

     

    IPA 100    アイ・ピー・エー 100

     

    IPAはインディアン ペール エール略で、かつてイギリスがインドを統治下にした際、イギリスから多くの人がインドに渡り、同時にイギリスのビールもインドに持ち込まれました。しかしビールをイギリスからインドに持ち込む際に長時間に渡る船旅のゆえビールはその環境に耐える事が出来ませんでした。そして長い船旅に耐えるビールが必要となり、ホップをたくさん使ったビールが造られました

     

    ホップはビールの醸造において本来の目的は香り付けではなく防腐です。ですからホップをたくさん使うことは環境に強いビールを造ることになるのですが、同時に苦みの強いビールが出来上がることになりました。

     

    今回ご紹介する「IPA 100」の100って何が?っておもったら、IBUが100なんだそうな。。

     

    IBUとはインターナショナル ビタネス ユニットとよばれるビールの苦さを表す国際的な数値で現在IPAを名乗る多くのビールのビタネス ユニットは40〜60 IBUぐらいで、イギリスからインドに運ぶ際の防腐を目的としたIPAのIBU数値はおおよそ150 IBUぐらいだったと考えられています。

     

    IBUが150もあればとっても苦いですが、使うホップの種類によって(ホップはひとつの種類を単独で使うことはあまり無く、大抵が数種類のホップをブレンドして使用します)味の感じ方は変わってきます。

     

    今年の春に京都醸造所さんが造られたIPAの生を飲む機会があり、とっても美味しくって醸造責任者のクリスさんに「IBUはどれくらいですか?」って尋ねたら、「23 IBUだよ!」って言われました。自分の主観としては40〜50ぐらいかなぁと思っていたので意外だったのを覚えています。

     

    今回ご紹介する「IPA 100」は、シムコ、ナゲット、コロンバス、シトラ、カスケードといった5種類のホップを使い、フレッシュなホップでドライホッピングされています。100 IBUとの事でとてもインパクトがありますが、大麦麦芽だけではなく小麦麦芽も使用しているので「めっちゃ苦っ!」な感じではなく、フルーティーさも兼ね備えた複雑で上品なバランスの良い仕上がりです。

     

     

     

     

     

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